オッポチャドのこと

 年末に交通事故にあったオッポチャド。12日に空に帰りました。空には車が走っていないだろうから、もう事故に遭うことはないと思います。たくさんの方にたくさん助けてもらいました。みんなに手をかけてもらいました。ありがとうございました。

 TNRしたのは一昨年。しばらく見かけなかったけれど、ちょこちょこやってくるようになったのが去年の夏くらい。触れるようになったのはここひと月。事故にあう前の晩は、玄関に入ってきて、ドアを閉めようとしたら逃げられてしまった。また明日挑戦と思った。その明日があんなことになると知っていたら、また明日なんて言わずに、何度も粘って捕まえておけばよかった。その後悔から抜け出せません。

 下半身を完全に踏まれていて、両足がプランプランしていました。尻尾も骨盤もずれて取れていました。4日には、血管も筋肉も死んでいると、あと一週間と言われていました。先生たちはわかっていて、オッポチャドが苦しくないようにと、言ってくれたのに、諦めきれなくて、上半身はキレイだったし、ちゅーるなんて自分から舐めたし、ちょっとしつこく粘ってしまいました。下半身が腐りはじめ、骨が見えて、神経が見えて、便が水のようになって、シリンジを嫌がるようになって、寝ていることすら辛そうになって、そうなるまで、決めることができませんでした。

 今日、キレイな骨になりました。みなさんが送ってくれたa/dやサプリ、ちゅーる、元気になったら食べるようにカリカリも持たせました。手紙も書いたし、般若心経とおまもりの差し入れも持たせました。お花もオッポチャドに似合う色を選び飾りました。遺影は1枚に絞れなくて4枚。病院搬送を手伝ってくれた友だち親子も駆けつけてくれました。骨すらもかわいかったです。

 本当に、ありがとうございました。